派遣という働き方のメリット、デメリット

数多くの職業の中で、最近おすすめの業界として挙げられることが増えているのは介護職でしょう。
介護職は高齢社会が進んでいることで常に人手不足となっている為、他職業と比べると就職しやすい状況にあります。
その中でも特におすすめなのは派遣社員として働くことです。
派遣社員の場合、正社員のような固定の勤務時間ではなく、自由に時間を選ぶことができます。
週3日や週4日などの少なめの時間からフルタイムまで、働きたいだけシフトを入れることができます。
休みたい時は比較的自由に休めるので、ワークライフバランスがしっかりと整えられるメリットがあります。
残業や夜勤に縛られず、加えて施設によっては正社員並みの給料を稼ぐことができます。
仕事内容も正社員とほぼ変わらないので、実務経験が積みやすいです。
また、正社員によくある異動がないため、引っ越しの心配をしなくてすみます。

メリットが多いばかりに見えますが、注意点もあります。
正社員と違って賞与はないため、長い目で見ると正社員の方が稼げる場合があります。
加えて、施設によっては昇進や昇格が一切ない場合があるので、毎日同じ仕事を繰り返すことになりかねません。
場合によっては正社員並みに稼げることもありますが、基本的に高時給の施設は離職率が高い可能性がある為、職場環境が良くない恐れがあります。
更に、派遣の場合は、派遣会社と派遣先事業所という2つの会社と関わりますので、辞める時にある程度の期間が必要だったり、揉めたりすることもあります。
派遣として働く場合は、そういったデメリットもあるということを知っておくことが大切です。